クオリティへの取り組み
もの足りない!が上質を生む切欠になる
まだ未完成のものや不恰好なものを目にすると、心のどこかでもったいないという思いを感じたり、違和感のようなものを感じることがあります。
この感覚こそが成長に繋がる大事な切っ掛けだと思っています。
ゲームのデザインづくりには、締め切りやハードのスペックなど、満たさなければならない条件が必ずあります。しかし、クリエイターはそれらの条件下でどんな状況においてもベストなこだわりをしなければなりません。
制限を言い訳にしてクリエイティブを諦めてしまうと、そのデザインは人の心を動かすようなものに仕上がりませんし、それだけではなく自分自身のアーティストとしての可能性も狭めてしまうと思います。そんな状況に陥らないために粘り強く、まだ足りない!まだいける!という意思でクリエイティブに臨むことを当社は何よりも大切にしています。
様々な上質に日々触れること。デザインは想像力
多くの感動に触れ、それに対して感銘や憧れ・羨望などを持ち、どうして自分がそのように心を動かされたのかを考え、自分なりの答えを見つける。そういった日々の積み重ねがクリエイターにはとても大切です。
時として自分自身の実力と、その触れたものとのギャップに気付き、愕然としたり打ちひしがれたりすることもあるかも知れません。ですが、目標に近づくためにセンスや技術を高めるトレーニングを日々行い、それらを表現できる自分になっていって欲しいです。
誰のためのクリエイティブかを意識しよう
当社が取り組んでいるのはゲームづくりですから、一方的に作り手が表現や趣向を投げかけるだけのデザインではなく、手にとって下さる方々が瞬時にその意味や挙動を理解することができるインタラクティブなデザインが大切です。ひとつひとつの素材や背景・キャラクターがどういった意味や理解をもたらすのか。こと細かに想像しながら作りこむことで、始めてゲームを手にして下さる方々に豊かな時間を提供できます。
何かを表現する時や、文字では表せない説明や課題をビジュアルにして提示する時、そのデザインは何を伝えるために存在し、誰のためにクリエイティブしているのか考えることを大切にしています
熱くなろう!
エンターテイメントの本質は、時間や場所さえも忘れてしまうほどの喜びや熱中を体験させてくれることにあると思っています。自分たちが作り出すゲームにもこの感覚を宿す為に、仲間と一緒に熱いものづくりをしましょう。